ごあいさつ

当病院は昭和54年に、その当時まだ札幌圏でも不十分であった循環器中心の救急医療に対応すべく初代岩本院長によって創設されました。その後、循環器・呼吸器の札幌市2次救急当番の役割を果たしながら、 高齢化と地域医療の変遷にも対応し、循環器に強い特徴を生かし、高齢者で高頻度に見られる虚血性心疾患や下肢血管の狭窄や閉塞を年だからと諦めるのではなく、カテーテル治療や薬により年齢・全身状態に無理のない治療を行う経験と実績を重ねてまいりました。 消化器・呼吸器も含め内科全般の幅広い診療を行い、平成7年以降は療養病棟・訪問診療・訪問看護も開始し患者様のトータルケアに取り組んでいます。近年は増加する生活習慣病の問題に力を入れるべく、平成20年からは、糖尿病専門外来・禁煙外来を開設。各種検診・ドックなども多数行い、中年・壮年期の生活習慣病の予防と治療を積極的に行っています。 初代岩本院長の新病院創設の情熱に始まり、常に当病院は、地域の方々・患者様の医療ニーズに答えたいとの思いで変革を遂げてきました。当病院は、皆さまに必要とされる病院であるためにはどうすればいいか、地域医療にさらに貢献するにはどうすればいいかを常に考え続け、今後もより信頼される病院を目指して、理想の病院づくりに取り組んでまいります。 病院のさらなる改革に当たっては皆さまの忌憚のない意見が何よりの原動力となります。気がついた事がありましたら医師やスタッフに気軽に、あるいは意見箱やメールで伝えていただければ幸いです。