ごあいさつ

松下院長

北成病院は、1979年 (昭和54年)に開設され (創設者 岩本光存欣)、45年が経過しています。現在では、社会医療法人延山会の中核となる三病院の一つとして活動しています。
北成病院は、開設以来ここ札幌市北区新川の地において、二次救急医療サービスを含めた心臓疾患や血管疾患を中心とした循環器疾患の専門病院として地域医療に貢献して参りました。この間、狭心症や心筋梗塞、下肢の閉塞性動脈硬化症の治療などに数多くの実績を残して参りました。その後、呼吸器疾患、糖尿病などの代謝性疾患、胃・大腸などの消化器疾患へも幅広く対応できる診療体制を整えて参りました。また、進行する高齢化社会などへも臨機応変に対応して参りました。入院体制も急性期や慢性期に対応できる一般病床から療養病床を整備し、あらゆる病態への対応可能な体制を整えてきています。また、自宅での療養を可能とする在宅医療への体制も整え、訪問診療を施行しています。
2024年度からは、消化器疾患への対応を更に強化するために内視鏡センターを併設しました。これにより胃・大腸疾患で悩める多くの患者様に対し最新鋭の内視鏡検査ができる体制が整いました。また、肝臓・胆道・膵臓疾患に対しても積極的対応ができるようになりました。今後は、多臓器に疾患を有する場合にも積極的に診療して参ります。
北成病院の実践において、もう一つ重要視していることは疾患の発生を未然に防ぐ予防医学です。このため、各種健康診断やご希望に応じた人間ドックを積極的に行っています。ご自身の健康が気になる時にはお気軽にご相談下さい。
北成病院は、これからも社会の変動に伴う様々な疾病構造の変化に速やかに対応して参ります。スタッフ一同は、地域の患者様に十分に信頼されるよう日々研鑽を重ねております。何かいつもと違うとご自身の健康に異変や不安を少しでも感じた場合には、すぐの受診をご検討お願い致します。担当スタッフが心より対応させていただきます。

社会医療法人延山会 北成病院
院長 松下 通明